自分ではコントロールできないイライラ(# ゚Д゚)!
自分は性格が悪いのではないかと反省したり落ち込んだり。。。
違うのです。決して性格が悪いわけでも心が小さいわけでもありません。
イライラは体の不調をお知らせしてくれている身体からのサインです。
それは季節による変化についていけていなかったり、ストレスでの不調が発散できていなかったり。。。
自分では気づきにくい不調の蓄積を自分の体が一生懸命教えてくれているのです。
今回は自律神経の理解と、イライラがおこる西洋医学的見解・解決策、東洋医学的見解・解決策の説明と対処法をお伝えしていきたいと思います。
また、おすすめの東西アロマの精油もご紹介させていただきます。
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まずは、イライラに大きく影響のある自律神経について説明します。
自律神経とは、自分の意志とは関係なく様々な臓器や器官を制御している神経。
自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあり、2つのバランスをとることで体の調子を整える。
生命活動や精神活動に重要な役割を果たす神経です。
交感神経:体に活動性をもたらす神経。
副交感神経:体を休息させる神経。
自律神経のバランスが乱れると起こる症状
不眠、疲労感、頭痛、肩こり、動悸、息切れ、胃痛、下痢、便秘、イライラ、不安症状など
自律神経のバランスが乱れがイライラ症状で現れる方
強いストレスや生活習慣の乱れにより自律神経のバランスが崩れ、感情のコントロールが付きづらく、イライラが強くなることがあります。
自律神経の乱れによりイライラのほかにも
・目が充血している ・怒りっぽい ・情緒が不安定 ・慢性的な頭痛 を併発していることが多いです。
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イライラの
西洋医学での診断と治療
イライラしたり怒りっぽくなる症状が目立つ場合は、うつ病、双極性障害などの精神疾患やPMSや更年期障害などのホルモン系の疾患が疑われ検査や治療が行われます。病名がつかないことや治療の対象とならないこともしばしばです。
診断:専門領域(精神科、心療内科、レディースクリニック、泌尿器科など)の医療機関で行われる
治療方法:
カウンセリング、休息気分転換などにより、ストレスや肉体の回復を促す。
必要に応じて抗不安薬や鎮静薬などを使用して体の緊張や興奮を抑制する。
東洋医学的でのメカニズムと対策
「気滞」「瘀血」「陰虚」があり、 「肝」の気が滞ることで自律神経のバランスが崩れているとされている。
東洋医学ではイライラも治療の対象となります。
①強いストレスを感じて気(特に肝気)が滞り、 血の巡りも悪くなり体に熱がこもり 「陰」が不足する
②体の中に熱がこもり交感神経が高ぶる
③イライラ症状が出る
対策:
・適度な運動をしたりアロマケアを行う ⇒気血の巡りを良くする。
・23時〜3時にしっかり休息、入眠する。 ⇒「肝」に「血」が戻るとされている時間帯で ありその時間に睡眠をとることで「肝」に 栄養がいきわたる
・ゆったり過ごし予定を詰め込みすぎない
・頭を揉む⇒頭に上昇した余分な熱を取り除き気血の巡りを促す
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イライラ対策のツボ紹介
合谷
親指の骨と人差し指の骨が合わさる場所の少し手前にあるツボ。
反対側の親指の腹でグーっと気持ちいい程度の力でゆっくり圧迫し、ゆっくり圧を抜くを繰り返します。
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イライラのためのお助け東西アロマ
東洋医学的には
・「肝」に帰経する精油を使用する
・「気」の滞りを改善する精油を使用する
・「血」の流れを改善する精油を使用する
・「陰」「水」を補う精油を使用する
・熱を冷ます精油を使用する
西洋医学(化学的分類)的には
・神経バランス回復作用、鎮静作用 ⇒エステル類の活用
・抗不安作用⇒アントラニル酸ジメチルの活用
・鬱血除去作 ⇒モノテルペン炭化水素類の活用
これらの作用のある精油や好きな香りを組み合わせて活用
好きな香りを嗅ぐ事自体がリラックス効果や巡りを助ける働きあり。 アロマケアはイライラケアに最適です♡
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イライラのためのお助け東西アロマ
精油紹介(自律神経の不調に役立つ情報のみ抜粋してのご紹介となります)
①ベルガモット
〇中医学的な働き
・「肝」に帰経する
・「肝」のうっ血を流す
・「気」の流れを良くする
・精神安定の作用がある
・熱を冷ます
〇化学的な働き
・神経バランス回復作用
・鎮静作用
・うっ血除去作用
※光毒性があるため、塗布した肌は4~5時間は直射日光(紫外線)に当たらないように注意する。
皮膚が弱い人は刺激を感じることがあるので低濃度から注意し使用する。
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②カモマイル・ローマン
〇中医学的な働き
・「肝」に帰経する
・「気」の流れを良くする
・精神安定の作用がある
〇化学的な働き
・神経バランス回復作用
・鎮静作用
※優しくリンゴに似た甘く優しい香りだが、香りが強いのでブレンド量に注意する必要あり。
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③ラベンダー・アングスティフォリア
〇中医学的な働き
・「肝」「心」に帰経する
・「気」の流れを良くする
・精神安定の作用がある
・熱を冷ます
〇化学的な働き
・神経バランス回復作用
・鎮静作用
・抗不安作用
※同じラベンダー属でも種によっては違う作用を示す。
また、偽和精油も多いので成分の確認を行って使用する。
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④マンダリン
〇中医学的な働き
・「肝」「心」「脾」に帰経する
・「気」の流れを良くする
〇化学的な働き
・セロトニン生合成を助ける
・うっ血除去作用
※温める働きのある精油であるため、熱をとる必要のあるイライラタイプの場合は涼性・寒性の精油とブレンドし使用する。
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長文になってしまいましたが、不調やお悩みに役立つヒントが一つでもあったら幸いです。
辛い症状の時は一人で無理しすぎず、医師・薬剤師などの専門家に相談しながら
西洋医学と東洋医学を組み合わせ生活の質を確保。
東西アロマトリートメントによる 自律神経へのアプローチもおすすめです!!
医療と補完療法(アロマケアなど)を バランスよく取り入れ、 自分の体質に合わせたケアで 穏やかで健やかな生活が送れますように応援ています(^^♪